<sect1 id="login-manager"> <sect1info> <authorgroup> <author > <firstname >Thomas</firstname > <surname >Tanghus</surname > <affiliation ><address ><email >tanghus@earthling.net</email ></address ></affiliation > </author> <author > <firstname >Steffen</firstname > <surname >Hansen</surname > <affiliation ><address ><email >stefh@mip.ou.dk</email ></address ></affiliation > </author> <author > <firstname >Mike</firstname > <surname >McBride</surname > </author> <author ><firstname >日本語訳:Sinopa</firstname > <affiliation ><address > <email >sinohara@kde.gr.jp</email > </address ></affiliation ></author> </authorgroup> <date >2002-02-13</date> <releaseinfo >3.00.00</releaseinfo> <keywordset> <keyword >KDE</keyword> <keyword >KControl</keyword> <keyword >KDM の設定</keyword> <keyword >ログインマネージャ</keyword> <keyword >ログイン</keyword> </keywordset> </sect1info> <title >ログインマネージャ</title> <para >このモジュールを使って、&kde;グラフィカルログインマネージャ&kdm;の設定ができます。ログインスクリーンの外観や、ログインマネージャからアクセスできるユーザ、コンピュータのシャットダウンができるユーザ等の設定ができます。</para> <para >これらのオプションを、このモジュールでは6つのセクションに分類して構成しています:<link linkend="kdmconfig-appearance" >外観</link >,<link linkend="kdmconfig-font" >フォント</link >,<link linkend="kdmconfig-background" >背景</link >,<link linkend="kdmconfig-sessions" >セッション</link >,<link linkend="kdmconfig-users" >ユーザ</link >,<link linkend="kdmconfig-convenience" >便利な機能</link >。</para> <para >ウィンドウの上端にあるタブを使ってセクションを切替えることができます。</para> <note ><para >スーパーユーザとしてログインしていない場合には、<guibutton >管理者モード</guibutton >ボタンをクリックして下さい。&kde;はスーパーユーザーのパスワードを要求します。正しいパスワードを入力すると、このモジュールの設定が変更できます。</para ></note> <sect2 id="kdmconfig-appearance"> <title >外観</title> <para >このページで&kde;のグラフィカルログインマネージャ&kdm;の外観を変更できます。</para> <para >挨拶の文字列は、ログインスクリーンのタイトルになります。この文字列に<computeroutput >HOSTNAME</computeroutput >という単語が含まれていると、それは&kdm;がインストールされたマシンの、ドメイン名を除いたホスト名に置き換えられます。</para> <para >それから、現在のシステム時刻の表示や、ロゴの表示の有無などログインボックスへの表示を選択できます。<guilabel >ロゴ領域</guilabel >と書かれたラジオボタンで選択して下さい。<guilabel >位置</guilabel >設定で、ロゴ領域内の内容の位置を、中央に、あるいは座標で指定した位置に置くことができます。</para> <para ><guilabel >ロゴを表示</guilabel >を選択すると、ロゴを選択できます:</para> <itemizedlist > <listitem > <para >イメージボタン上に、画像ファイルをドラッグしてドロップして下さい。</para > </listitem > <listitem > <para >あるいはイメージボタンをクリックしてイメージ選択ダイアログで新規画像を選択して下さい。</para > </listitem > </itemizedlist> <para >ロゴを指定しないとデフォルトの<filename >$<envar >KDEDIR</envar >/share/apps/kdm/pics/kdelogo.xpm</filename >が表示されます。</para> <para >&kde;のスタイルは、ログインするユーザに依存しますので、&kdm;が使用するスタイルは、<guilabel >GUI スタイル</guilabel >オプションで(別途)設定して下さい。</para> <para >その下にログインボックスの表示に使用する言語と国を選択するドロップダウンボックスがあります。(訳注:&kde; 3では言語の選択のみです)</para> </sect2> <sect2 id="kdmconfig-font"> <title >フォント</title> <para >このセクションでは、ログインウィンドウで使用するフォントを設定できます。</para> <para >各々のフォントスタイルをドロップダウンボックス(<guilabel >挨拶</guilabel >、<guilabel >失敗</guilabel >、<guilabel >標準</guilabel >)で選択できます。<guibutton >フォントを変更</guibutton >ボタンをクリックすると、ダイアログボックスが開きますので、ここでフォントスタイルの諸設定を選択できます。</para> <itemizedlist > <listitem > <para ><guilabel >挨拶</guilabel >フォントはタイトル(挨拶の文字列)の表示に使用されるフォントです。</para > </listitem > <listitem > <para ><guilabel >失敗</guilabel >フォントはログインが失敗した際のフォントです。</para > </listitem > <listitem > <para ><guilabel >標準</guilabel >フォントはログインウィインドウで、上記以外の場合に使用されます。</para > </listitem > </itemizedlist> <para >各フォントは<guilabel >例</guilabel >ボックスで確認できます。</para> </sect2> <sect2 id="kdmconfig-background"> <title >背景</title> <para >ここで、ログイン時のデスクトップの背景を変更できます。単一色で塗りつぶすことも、壁紙を設定することも可能です。画像ファイルを壁紙で設定し、スクリーン中央に配置するようにした場合、その画像がスクリーンを覆いつくすほど大きくないと、指定した背景色がその画像の周りを取り囲みます。</para> <para >背景色と効果は<guilabel >背景</guilabel >タブでコントロールできます。壁紙及びその位置は<guilabel >壁紙</guilabel >タブでコントロールできます。</para> <para >背景色を変更するのは色ボタンをクリックして新しい色を選ぶだけです。</para> <para >色ボタンの上にあるドロップダウンボックスは、種々のブレンド効果を設定するものです。リストから1つを選択して下さい。その効果はスクリーンの上にある小さなモニターでプレビューできます。選択できるオプションは:</para> <variablelist > <varlistentry > <term >フラット</term > <listitem ><para >これを選択し、<guibutton >色 1</guibutton >ボタンで1つ色を選択して下さい。すると背景はこの色で塗りつぶされます。</para ></listitem > </varlistentry > <varlistentry > <term >パターン</term > <listitem ><para >これを選択した場合、2つの色を(2つの色ボタンを使って)選択して下さい。 </para > <para >それから<guilabel >設定</guilabel >をクリックしてパターンを選択します。これはダイアログウィンドウを開きますので、そこでパターンを選びます。パターンをクリックして選択したら、<guilabel >はい</guilabel >を押して下さい。&kde;はあなたの選択した2色を使って、指定されたパターンを描画します。パターンに関しては、<link linkend="bkgnd-patterns" >背景: パターンの追加、削除、更新</link >も参照して下さい。</para ></listitem > </varlistentry > <varlistentry > <term >背景プログラム</term > <listitem ><para >このオプションを選択すると、&kde;に背景を描く外部プログラムを使わせることができます。外部プログラムは任意に指定できます。このオプションの詳細は<link linkend="bkgnd-programs" >外部プログラムを使う</link >を参照して下さい。</para ></listitem > </varlistentry > <varlistentry > <term >水平方向にグラディエント</term > <listitem ><para >このモードを選択し、2つの色を選択して下さい(2つの色ボタンを使用します)。&kde;は<guilabel >色1</guilabel > で選ばれた色を使ってスクリーンの左端から描画を初め、徐々に右に行くに連れ、<guilabel >色2</guilabel >で選ばれた色へと移行します。</para ></listitem > </varlistentry > <varlistentry > <term >垂直方向にグラディエント</term > <listitem ><para >このモードを選択し、2つの色を選択して下さい(2つの色ボタンを使用します)。&kde;は<guilabel >色1</guilabel > で選ばれた色を使ってスクリーンの上端から描画を初め、徐々に下に行くに連れ、<guilabel >色2</guilabel >で選ばれた色へと移行します。</para ></listitem > </varlistentry > <varlistentry > <term >ピラミッド状にグラディエント</term > <listitem ><para >このモードを選択し、2つの色を選択して下さい(2つの色ボタンを使用します)。&kde;は<guilabel >色1</guilabel > で選ばれた色を使ってスクリーンの四隅から描画を初め、徐々にスクリーン中央に行くに連れ、<guilabel >色2</guilabel >で選ばれた色へと移行します。</para ></listitem > </varlistentry > <varlistentry > <term >パイプ状にグラディエント</term > <listitem ><para >このモードを選択し、2つの色を選択して下さい(2つの色ボタンを使用します)。&kde;は<guilabel >色1</guilabel > で選ばれた色を使ってスクリーンの四隅から描画を初め、徐々にスクリーン中央に行くに連れ、<guilabel >色2</guilabel >で選ばれた色へと移行します。この時の<quote >形状</quote >はピラミッド状に濃淡の場合とは異なっています。</para ></listitem > </varlistentry > <varlistentry > <term >楕円状にグラディエント</term > <listitem ><para >このモードを選択し、2つの色を選択して下さい(2つの色ボタンを使用します)。&kde;は<guilabel >色2</guilabel > で選ばれた色を使ってスクリーンの中央から描画を初め、徐々にスクリーン中端に行くに連れ、<guilabel >色1</guilabel >で選ばれた色へ楕円状に移行します。</para ></listitem > </varlistentry > </variablelist> <para >設定ボタンが必要なのは、<guilabel >背景プログラム</guilabel > か <guilabel >パターン</guilabel >の場合だけです。この場合、別のウィンドウが開いて、そこで特定の設定を行います。</para> <para ><emphasis >壁紙</emphasis ></para> <para >新規背景画像を選択するには、先ず<guilabel >壁紙</guilabel >タブをクリックし、<guilabel >壁紙</guilabel >と書かれたドロップダウんリストで画像を選択するか、<guibutton >ブラウズ...</guibutton >ボタンを押してファイル選択ダイアログで画像ファイルを指定します。</para> <para >画像は6通りの方法で表示できます:</para> <variablelist > <varlistentry > <term >壁紙なし</term > <listitem ><para >画像は表示されません。背景色だけになります。</para > </listitem ></varlistentry > <varlistentry > <term >中央</term > <listitem ><para >画像はスクリーン中央に置かれます。画像がカバーしていない領域には背景色が塗られます。</para > </listitem > </varlistentry > <varlistentry > <term >タイル状</term > <listitem ><para >イメージを繰り返し、デスクトップ全体が覆われるように表示します。最初のイメージはスクリーン上左隅に置かれ、下方向、右方向に繰り返しイメージが並べられて行きます。</para > </listitem > </varlistentry > <varlistentry > <term >中央にタイル状</term > <listitem ><para >イメージを繰り返し、デスクトップ全体が覆われるように表示します。最初のイメージはスクリーン中央に置かれ、四方に繰り返しイメージが並べられて行きます。</para > </listitem > </varlistentry > <varlistentry > <term >中央に最大</term > <listitem ><para >イメージはスクリーンの中央に配置されます。この時、サイズはスクリーンに収まる最大の大きさに調整されます。ただし、縦横比は変更されません。したがってイメージは歪みません。 </para > </listitem > </varlistentry > <varlistentry > <term >拡大縮小する</term > <listitem ><para >イメージはデスクトップにフィットするように調整されます。四隅まで覆われるまで引き延ばします。</para > </listitem > </varlistentry > </variablelist> </sect2> <sect2 id="kdmconfig-sessions"> <title >セッション</title> <para ><guilabel >シャットダウンを許可</guilabel ></para> <para >このドロップダウンボックスを使って、シャットダウンを許可するユーザを設定でます:</para> <itemizedlist > <listitem > <para ><guilabel >なし</guilabel >:&kdm;からは誰もシャットダウンできません。シャットダウンするには、ログインしてコマンドで実行する必要があります。</para > </listitem > <listitem > <para ><guilabel >すべて</guilabel >: 誰でもシャットダウンができます。</para > </listitem > <listitem ><para ><guilabel >ルートのみ</guilabel >: &kdm;はシャットダウン前にルートパスワードの入力を求めます。</para ></listitem > <listitem ><para ><guilabel >コンソールのみ</guilabel >: ユーザはシャットダウンするコンピュータのコンソールの前に座っていなければなりません。</para ></listitem > </itemizedlist> <para ><emphasis >コマンド</emphasis ></para> <para >下の3つの欄を使ってシャットダウンコマンドを指定します。</para> <para >シャットダウンコマンド。デフォルトは:</para> <para ><command >/sbin/shutdown</command ></para> <para >再起動コマンド。デフォルトは:</para> <para ><command >/sbin/reboot</command ></para> <para >コンソールモード(コンピュータをコンソールのみのターミナルとして再起動します)。デフォルトは:</para> <para ><command >/sbin/init <option >3</option ></command ></para> <para ><guilabel >起動オプションを表示</guilabel >を有効にすると、&kdm;は再起動時に、liloブートマネージャのオプションを提供します。この機能を動かすには。<command >lilo</command > コマンド及びマップファイルのパスが正しく設定されている必要があります。</para> <sect3 id="kdmconfig-sess"> <title >セッションタイプ</title> <para >ログインウィンドウで表示されるべきセッションのタイプを選択します。</para> <para > この問題に関しては、<filename class="directory" >/etc/X11/xdm/Xsession</filename >を調べ、あなたの<application >xdm</application > 設定ファイルを調べて下さい。また、<ulink url="man:xdm" >xdm man ページ</ulink >の特に、セッションプログラムセクション下をお読み下さい。</para > <para >セッションを追加するには、<guilabel >新規タイプ</guilabel >と付けられた空欄に名前を入力し<guibutton >追加</guibutton >ボタンをクリックします。 </para> <para >セッションを削除するには、リストでセッションを選択して、<guibutton >削除</guibutton >ボタンをクリックします。</para> </sect3> </sect2> <sect2 id="kdmconfig-users"> <title >ユーザ</title> <para >ここでユーザのログインウィンドウでの表示され方を設定します。</para> <para >ここには3つのリストがあります(全ユーザ、選択されたユーザ、非表示ユーザ)。そしてイメージボックスと一揃いのオプションがウィンドウ右端にあります。</para> <para >まず最初に決めなければならないことは、ユーザを表示するかどうかです。</para> <para >ユーザを表示することを選択した場合、ログインウィンドウはユーザの画像(これも選択可能)付きリストを表示します。これにより、ログインする時は、ユーザの名前や画像をクリックして選択し、それからパスワードを入力・認証、という使い方ができます。 </para> <para >ユーザを表示しない事を選択した場合、ログインウィンドウは伝統的なものになります。ユーザはユーザ名とパスワードを入力する必要があります。コンピュータにログインできるユーザが多数居る時はこの方法の方が好まれるかもしれません。</para> <sect3 id="kdmconfig-showusers"> <title >ユーザを表示/表示しない 及び ユーザをソート</title> <para >ウィンドウの右端には2つのチェックボックスがあります:</para> <para ><guilabel >ユーザを表示</guilabel >が選択されていると、ユーザのアイコンを表示し、ログイン名をタイプさせる代わりに、それを選択させることになります。</para> <para ><guilabel >ユーザをソート</guilabel >を選択すると、ユーザのリストはアルファベット順にソートされてログインウィンドウに表示されます。逆にチェックされていないと、ユーザの表示順はこのページのリストに表示されている通りの順になります。<guilabel >ユーザを表示</guilabel >が選択されていないと、このオプションは何の効果もありません。</para> </sect3> <sect3 id="kdmconfig-whichusers"> <title >表示するユーザ/表示しないユーザを設定する</title> <para >ユーザのイメージボックスと、<guilabel >ユーザを表示</guilabel >チェックボックスの間に2つのラジオボタンがあります:</para> <itemizedlist > <listitem ><para >選択されたユーザだけを表示:このオプションが選択されていると、<guilabel >選択されたユーザ</guilabel >と付けられたリストにあるユーザだけがログインウィンドウに表示されます。<guilabel >ユーザを表示</guilabel >が選択されていないと、このオプションは何の効果もありません。</para ></listitem > <listitem ><para >非表示ユーザ以外の全てのユーザを表示:このオプションが選択されていると、<guilabel >非表示ユーザ</guilabel >と付けられたリストに含まれているユーザ<emphasis >以外の</emphasis >全てのユーザがログインウィンドウに表示されます。<guilabel >ユーザを表示</guilabel >が選択されていないと、このオプションは何の効果もありません。 </para ></listitem > </itemizedlist> </sect3> <sect3 id="kdmconfig-select"> <title >ユーザを選択する</title> <para >このページには2つのリストボックスがあります。左側の大きなリストボックスは、このシステムの全ユーザを表示しています。</para> <para >右上のリストボックスは選択されたユーザを、右下のリストボックスはログインウィンドウに表示したくないユーザを表示しています。</para> <para >リストボックス間でユーザを移動するには、まず移動したいユーザ名をリストボックス上でクリックし、左のボックスから右のボックスに移動するには<guibutton >>></guibutton >を、右のボックスから左のボックスに移動するには<guibutton ><<</guibutton >をクリックします。</para> </sect3> <sect3 id="kdmconfig-image"> <title >イメージ</title> <note ><para >これは<guilabel >ユーザを表示</guilabel >が選択されているときのみ意味があります。そうでないときは、イメージボックスは何の効果もありません。</para ></note> <para >全てのユーザはイメージで表現されます。ユーザのイメージは<filename >$(KDEDIR)/share/apps/kdm/pics/users/$(USER).xpm.</filename >というファイルに格納されているものが使われます。もし、ユーザがそのようなイメージファイルを持っていない場合には、<filename >$(KDEDIR)/share/apps/kdm/pics/users/default.xpm</filename >が使用されます。</para> <para >ユーザに新しいイメージを割り当てるには、リストボックスのどれかでユーザ名を選択し、イメージボタンに画像ファイルをドロップするか、イメージボタンをクリックして、画像選択ダイアログで画像ファイルを選択します。</para> <para >ユーザが選択されていないときは、デフォルトの画像を変更するかどうかを訊かれるでしょう。</para> <para >置き換えは&konqueror;のプロセスで行われますので、もし画像ファイルが既に存在している場合には&konqueror;から置き換えるかどうかの確認を求められます。置き換える事を確認した場合、<guibutton >適用</guibutton >ボタンは押す必要はありません。</para> </sect3> </sect2> <sect2 id="kdmconfig-convenience"> <title >便利な機能</title> <para ><guilabel >便利な機能</guilabel >タブでは、自動ログインや、パスワード無しのログイン等の、怠け者な人々の生活を楽にする設定ができます。</para> <important ><para >これらを設定する前に良く考えて下さい。<guilabel >便利な機能</guilabel >タブの全てのオプションはあなたのシステムのセキュリティに深刻な脅威を与えるものです。特に、これらのオプションは、完全に重要でない環境か、家庭の個人用コンピュータのみで使用されるべきです。 </para ></important> <sect3 id="loginmanager-convenience-autologin"> <title >自動的にログイン</title> <para >自動ログインは、あなたのコンピュータにアクセスする人に認証無しで特定のアカウントにログインさせるものです。<guilabel >自動的にログインを有効に</guilabel >を使って、この機能を有効にできます。</para> <para >自動ログインは2つの要素からなっています:<guilabel >本当に自動的にログインする</guilabel >は、自動ログインとして正しくあなたが期待するとおりに動きます。すなわち、&kdm;はユーザの入力無しに、自動的にログインします。<guilabel >本当に自動的にログインする</guilabel >を選択してこれを有効にできます。このオプションが無効のときは、&kdm;は正常に立ち上がり、任意のユーザで(通常通り)ログインできます。そして、Xサーバを強制終了させた時(<keycombo action="simul" >&Ctrl;&Alt;<keycap >Backspace</keycap ></keycombo >とキーを打てば強制終了できます)のみ自動的にログインされます。</para> <para >自動ログインに使用されるアカウントは、下にあるリストから選択できます。</para> </sect3> <sect3 id="loginmanager-convenience-nopasswd"> <title >パスワードなしでログイン</title> <para >この機能を使うと、特定のユーザにパスワードなしでログインさせることができます。この機能を有効にするには、<guilabel >パスワードなしでログイン</guilabel >オプションを使います。</para> <para >このオプションの下には、パスワードが必要なユーザのリストが表示されています。また(デフォルトでは空ですが)、パスワード不要のユーザのリストも表示されています。<guilabel >パスワードなしでログイン</guilabel >が有効になっていると、ユーザを一方のリストから他方へ移動させることができます。ユーザを選択して、<guibutton >>></guibutton >ボタンと<guibutton ><<</guibutton >ボタンを使い、リスト間を移動させて下さい。</para> <important ><para >再三ながら、このオプションも安全な環境でのみ使用するべきです。もしこれを公共の場のコンピュータに認める場合には、パスワードなしのユーザには過度な利用への制限をかけるよう配慮すべきです。(例:<systemitem >guest</systemitem >ユーザ)</para ></important> <para ><guilabel >X サーバクラッシュ時に自動的に再ログイン</guilabel >オプションは、Xサーバが何らかの事故でクラッシュした時に、認証の手続きを省略させてくれます。<guilabel >前回のユーザを表示</guilabel >により、前回ログインしたユーザ名が&kdm;のフィールドに表示されます。管理者によっては、これすらも潜在的なセキュリティの脆弱性と考えるかもしれません。というのも攻撃者はこれにより少なくとも1つは正しいログイン名を知ることができる訳ですから。</para> </sect3> </sect2> <sect2 id="loginmanager-author"> <title >このセクションの作者</title> <para >このセクションは: </para > <para >Mike McBride <email >mpmcbride7@yahoo.com</email >, Thomas Tanghus<email >tanghus@earthling.net</email >, と Steffen Hansen <email >stefh@mip.ou.dk</email >によって書かれました。Jost Schenck <email >jost@schenck.de</email >が更新を行いました。 </para> <para >日本語翻訳:しのぱ</para> </sect2> </sect1>